自然・環境
質 問
今日本は、春分の日が近づいて昼と夜の長さがだいたい同じなのですが、北極圏の昼と夜の長さはどうなっているのですか?
おしえてください。
山形県 鷹巣小学校 小学6年 斎藤有里
回 答
土岐 帆隊員
そうですね、春分の日と秋分の日は昼と夜の長さがほぼ同じですね。じつはこれは世界中どこでも同じで、北極圏でも昼と夜が12時間づつです。北極圏では、春分の日が来るまで日本よりも夜が長いのです。今ぼくたち冒険隊がいる北緯76度付近では、冬至を中心にした3ヶ月ほどは太陽がまったく昇りません。逆に春分を過ぎると北極圏の昼の時間は日本よりもずっと長くなっていきます。4月11日の今はもう白夜で、夜中でも真っ暗になることはないんです。5月から8月の初めの3ヶ月ほどは太陽がまったく沈まなくない日々が続きます。 あたかも一年の間に大きな昼と夜があるみたいですね。
有里さんは、なぜこうなるのか知りたいかもしれませんね。これは地球の地軸の傾きのせいなのですが、でもこれはちょっとホームページで答えるのは難しいので、学校で理科の先生に聞いてみたらいかがでしょう?