グリーンランドには日本のような明確な四季はありませんが短い夏と長い冬があります。
気候区分帯でいうと内陸部が「氷雪気候帯」で沿岸部が「ツンドラ気候帯」です。
内陸部の「氷雪気候帯」は最も温かい季節でも平均気温が0℃以下で年中冬というイメージです。
沿岸部のツンドラ気候には短い夏がり6月や7月には最高気温が20℃付近まで上昇します。
しかしその夏でさえ夜になると気温が氷点下まで下がることがあり、夏場の平均気温は10℃以下となっています。
一年の大半が氷点下の中で暮らしているグリーンランドの人々にとっては、
この涼しい夏(←日本に住んでいる私達のイメージ)も立派な夏なのでしょう。
|