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我々のスピードは時速10〜30km程。もちろん風と雪面の状況により、スピードが変わる。
たとえ強い風が吹いていても、雪面が柔らかく、スキーが潜るようでは、重いソリがブレーキとなり、
スピードはあまり出ない。
インマルサットでメールを送信中。
逆に風が弱くとも、雪面が硬けばればスイスイと滑るのだ。
雪面の状況は一定していないため（硬いところもあるし、柔らかいところもある）、
バランスをとっていないとすぐに転倒する。
また風の向きにより、スキーんもエッジを効かせなければならない時もあり、
その場合、足に力が入るため、疲れやすくなる。
今回我々は、4平方メートル、8平方メートル（フラップをつけると12平方メートル）、
11平方メートル、24平方メートルの4種類のセールを持ち込んだ。
これまでの経験から、それぞれ風の強弱により、セールを使い分けている。
風速を計り、大体のセールの大きさを決定する：
4平方メートル：風速10m/s以上
8平方メートル：風速8〜9m/s
11平方メートル：風速6〜7m/s
24平方メートル:風速4〜6m/s
日によっては、すべてのセールを使う日もある。しかし一番良く使うのは8平方メートルのセールだ。
今日は雪面が柔らかく、ソリが潜ってしまい思うように進めなかった。
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