イリジウムを用いて交信する長谷。
こけ方も様々だ。サスツルギや深雪にはまり、バランスを崩し、前や後ろにこける場合、いつの間にか足が広がり、
広がった足を戻すことが出来ずに前からペタンとこける場合、逆エッジになる場合などだ。一番いやなこけ方は、スキーが横滑りし、
体も横に倒れ、ハーネスにつないであるチタンの棒が背中にドンと当たる時だ。これは本当に痛い。しばらく動けない。
しかし、最近は全く転倒しない日もあるし、転倒しても一日2,3回だ。また転倒してもスキーセールを使い立ち上がることが出来るようになった。
北緯71度以降サスツルギがほとんどなく、あの転倒続きの日々がなつかしい。
そして、みなさまからの温かい応援メッセージ、本当にありがとうございます。ヒザの具合は大分よくなりました。
もう薬は飲んでいません。雪面の状況も良くなってきた(サスツルギがほとんどない)ので、ヒザもあまり痛みません。
ゴールも近いし、毎日北上するのが楽しいし、みなさまからのメッセージのおかげでヒザの痛みもどこかへ消えてしまいました。
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