しかし今日は大変な一日だった。朝7時30分に出発し、氷の上を約20km、スキーで滑ってきた。
氷がむき出しの所を滑るため、スキーと言うよりはスケートをしている気分だった。また、氷が硬いため、転倒するととても痛い。
ゴール後、ひじやひざはあざだらけだった。しかも、クレバスだらけで気が抜けない。落ちたら終りだ。
氷にさしたはずのストックがクレバスにはまり、ズボっと直径20cmほどの穴が開く。底なしだ。とにかくクレバスがあるところは急いでわたった。
クレバス地帯を抜け、凍った池を歩き、山を登り、そして下った。
幅10cmほどの小さなクレバス。ゴール地点付近で撮影。
そしてなんとか北緯81度にゴール!大場さんと抱き合って喜んだ。思わず目に涙が浮かぶ。
ついにやった!
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