大場満郎隊員の日誌

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2008年2月28日

2年ぶりのレゾリュートベイだが、前回よりなんとなく物寂しさを感じる。今回は前回と違い、レゾリュートの村ではなく、空港近くのホテルに宿をとったこともあろう。昨日はマイナス37度と気温が下がり、道路を歩くと靴底でキュキュキュと音が鳴り、気温の低さを感じさせてくれる。誰も歩いている人を見かけない。この寒さだけでなく、北極グマも時々出没して危険なのである。

歩いていると通りかかりの車が、何処に行くの?と声をかけ、親切に乗せてくれるのでうれしいし、助かる。
先に送った私達の遠征の荷物(装備)が、まだレゾリュートベイに到着していない。だが、海外では思うように事が運ばないことが良くあるし、ありえない事も起こりうる事が多々あるのだ。
あせらず、じっくりといくことにしよう。

大場 満郎

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