2008年4月2日
海氷上に来たらやはり北極グマを警戒しなくてはならない。歩いているとクマの足跡がよく見られる。小さいものから大きなものまで結構いるようである。大きな足跡は洗面器ほどのサイズであり、びっくりする。こんな奴に出会ったら、心臓が凍ってしまうほど怖いだろう。
白熊の足跡
一応、ライフル銃は携帯してるし、ペッパースプレー(カウンターアソールト)も準備してるが、出来たら、会いたくない。クマは、このような大乱氷地帯で仔育てをしているのだ。特に母グマは、仔グマがいると気が立ち命懸けで向かってくる危険性があるのだ。クマに出会わない工夫として、笛を鳴らしたり声を出したりしながら乱氷帯を歩いている。
大場 満郎