2004年6月2日

白と青の世界

目的地にゴールしてから、毎日のように暖かく雲ひとつない日本晴の日が続く。白夜で夜中でも太陽が現れており、 特に正中時(昼12時)には、裸でも大丈夫なほど暖かくなる。 この天気で表面の雪が溶け始め、 霜柱のように立って、お花が咲いたように美しく見える。手にとって見ると、さらさらと音をたてるのが聞こえ、 たちまち手の中で溶けてしまう。 雪の粒子がトンボの羽のように透明で薄く、それが一面に広がり、 太陽の日差しできらきらと輝くのがますます大きくなってきて眩しいほどで、春の訪れを感じてしまう。 外に出て見回すと、地平線上360度雪面で真っ白。その上が青い空。白と青の世界だ。


真っ白な雪と真っ青な空。360度見渡す限り白と青の世界だ。

    


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