ペミカン
今回の旅の主食はぺミカンという食べ物である。乾燥した牛肉や野菜類がバランスよく調合され、パックに詰めてある。
聖徳栄養短期大学の荒木裕子先生に考えていただき、明治食品に製造していただいた(スポンサーになってくれた)。
朝夕はこのぺミカンをお湯で練り、食べるのだ。
昼はチョコレートをドロドロに溶かした中に、ゴマ、松のみなどを混ぜ、
固めたもの(こちらは荒木先生の手作り)をかじり、お湯を飲んで終わり。
栄養たっぷりのペミカンを食らう大場。
一日に5,600kcalという栄養価の高い食べ物である。初めのころはなかなか一日分の量は食べられなかったが、
最近になって食べられるようになってきている。
寒い時やそりを自分の力で引いて歩いた時は腹も減るが、5月のグリーンランドは暖かくなり(−14〜−20℃)、
またスキーセーリングで前進していて体力もあまり使わないので、食欲も旺盛ではない。
毎朝、お湯を沸かし、ペミカンを練って食べるが、塩を振りかけて食欲を出している。朝よりも断然夜の方が食べられる。
昼食用のペミカン(エネルギーバー)は油も入っているので、ねっとり感とチョコレートの味がミックスして実においしい。
私たちは毎日、このぺミカンを食べ、元気に行動している。
|