2004年5月11日

ソリ

スキーセーリングでは時速40kmものスピードで進むことがある。 風の強弱に応じてスキーセールを使い分けるが、ソリもこのスピードで滑るので、 安定性のほかに軽度も要求される。


今回の冒険で大活躍のソリ。

特にサツスルギと呼ばれる硬い雪の波になっている地帯では、 ガタンゴトンと音をたて、時にはジャンプしてガターンと落下したりする。 へたをするとソリが横転し、チタン製の連結棒(ソリと私の体に装着しているハーネス)と私の体は固定されているので、 私も転倒することになってしまう。

それで、今回は特注でスピードにでも耐えられるソリを開発していただいた。 jon72という会社で開発していただいたソリである(開発の詳細はこちら)。 安定感を増すために後部は幅を広くし、高さも低くして風の抵抗を受けにくくしてあるソリの素材は、 ケプラーとカーボンが使われ軽量化(約10kg)してある。


ソリにソーラーパネルを設置して充電しているところ。

このソリに100kg以上の装備を積み込み出発した。 確かに滑走時の安定性は抜群であり、思い切ってサツスルギ地帯を突き進むことができる。 チタン製の連結棒も太さが直径2cmほどあり、転倒したとき、鋭くとがったブレーキが深く雪に突き刺さり止るようになっている。 さもないと南極では2時間もセールに引きずられた海外の冒険家もいる。

チタンは住友金属工業株式会社に提供していただき、埼玉の株式会社東京チタニウムに製作していただいた連結棒である。

    


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