水道管破裂
今日も、メインの準備はガレージで行なった。食糧品の分配がメインである。
ステパンとホバートは、まだペミカンもチョコレート・バーも試食していないので、
エクスペディションが始まってからどうなるか心配である。
しかし、作り方や試食を強く望んでないところをみると、心配する必要はないのだろう。
おおむね個人装備品のめどがついたので、ガレージでの準備をきりあげた。
部屋で、個人ごとの準備を続けていると、ルーカスから電話がかかってきた。
ガレージが水浸しだという。我々が、朝ガレージに入った時には暖房が切れていたので、電源を入れて温かい中で準備をした。
しかし、帰り際に再び電源を切って帰ったら、寒さで水道管が破裂してかなりの水量で水浸しになっていた。
水は即氷へと変わっていた。多くの段ボールが濡れてしまっていたが、大事には至っていなかったのでよかった。
ホヴァートやステパンは、荷物類の心配よりも、アクシデントを写真やビデオに収める方に興味を取られていた。
CO-OPのレイモンドも来ていて、色々と作業してくれた。
今夜になって、ゆっくり隊員日誌を書くことができた。しかし、写真添付や、メール送信がなかなかうまくいかずにてこずった。
ステパンは、日本語表示の電気機器を器用に扱う能力がある。心強い。
これらの荷物を日本から送り出すときに、ステパンとホヴァートはまだ日本へ来ていなかったので、
ここで一つ一つの荷物を見て安心したことだろう。
小林丈一
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