リラックス
遠征隊スタート地点のワード・ハント島へは、6日に飛ぶことになったので、今日も各自がゆっくりした時間を過ごした。
今日は、ホテル内にいるだけで、一度も外へ出ずに終わってしまった。
私は、日本の事務局とのやり取りや、日本へ送るビデオの編集などをして過ごした。
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パソコンが趣味の一つというステパン(ロシア隊員)は、パソコンについてとても詳しい。
日本語表示のパソコンでも、彼は使いこなしてしまうから不思議である。
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今夜は、村で面白い企画があった。それは、お金を払うと警察署内の拘置室に拘置される体験ができるという。
警察といっても、一人しかいない小さな建物である。(2月21日付の日誌に記述)
そこで集められたお金は、実は、村のバレーボール・チーム遠征費のために当てられる。
つまり、体験拘置室は募金活動の一環であったのだ。
村のラジオ局が働きかけて、公職の警察が募金の場を提供するという発想が面白い。
私も拘置されてみたかったが、大場さんが日本のメディアとの交信があったため、
その様子を撮らなければならず、行くことができなかった。
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部屋の電話で日本と交信する大場さん
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小林丈一
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