ライフル
朝、遠征隊から連絡が入らなかった。こちらからかけても、
衛星電話の電源が入ってないようでつながらなかった。夕方、交信を試みたがつながらなかった。
ライフルは、狩猟のために18歳から許可されている。
イヌイットの男性が「おとこ」として認められるのは、初めて獲物を射止めたときである。
シロクマを射止めることができるのは、村の猟師一人に対して年間1匹(クマを数える単位は匹でよかったのだろうか?)である。
ここレゾリュート・ベイで年間約35匹だという。
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ライフルと弾は、別々に保管してカギをかけておくように決まっている。
しかし、現実はガレージの戸棚に弾が転がっていたりする。また、弾はCO-OPで購入できる。
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今度、シロクマやアザラシ狩りに連れて行ってもらう予定だが、私はあくまで見学するのみである。
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上記のライフルは、毎日食事を作ってくれるマータ(Matha)が所持するもので、
マータはハンティング・ライセンスも持っているイヌイットの女性である。
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小林丈一
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